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食後高血糖を改善する

予備群においても重要な指標になる

食後高血糖に気をつける

血糖値は、健康な人でも毎日、上がったり下がったりします。
空腹のときには血糖値が低く、食事をすると上昇します。
しかし、食後2時間ほどすると、元のレベルに戻ります。

糖尿病を発症すると、空腹時も食後もずっと、血糖値が高い状態が続くようになります。
そういう状態になると、薬を飲んだりインスリン注射をするなどして、血糖値の上昇を抑える治療を行う必要が出てきます。

ところが、まだその段階に至らない、いわゆる「予備群」の域にある人のなかに、空腹時の血糖値が正常であったり、境界型の数値におさまっているのに、食後の血糖値が糖尿病と同レベル(200mg/dL以上)という人がいます。

通常は、食事をして血糖値が上昇すると、すい臓から分泌されるインスリンの量が増えて、血糖値を下げようとしますが、糖尿病や糖尿病予備軍は、インスリンの分泌量が少なかったり、分泌されるのが遅かったりして、血糖値がなかなか下がらなくなるのです。
このように、食後に上昇した血糖値が、いつまでも高いままになる症状を、「食後高血糖」といいます。

「食後高血糖」は、糖尿病の初期段階である可能性が高く、放置していれば、やがて糖尿病へと進行します。
また、「食後高血糖」の人は、心筋梗塞などの心血管系疾患を発症するリスクや、心血管系疾患で死亡するリスクが高くなることもわかっています。

「食後高血糖」を見逃さないようにするには、食後の血糖値を測定するしかありません。
病院で、経口ブドウ糖負荷試験を受ければ測定できますが、家庭でも、血糖自己測定器を使って簡単に測定することができます。
また、尿糖計や尿糖試験紙を使って検査する方法もあります。
血糖自己測定器、尿糖計、尿糖試験紙は、ドラッグストアや薬局で、誰でも簡単に入手できます。